平成十六年にお店を出そうと前職を退社し自分にやれそうな事を考えている時に、あるおばちゃんから「その歳で自分ができそうな事だけやって周りに何が与えられるの?」と聞かれました。最初はカチンときたけど、幾日も悩み、出来るか出来ないかでなく、やりたいかやりたくないかで考え、本当にやりたい事にチャレンジした結果、お店の規模が大きくなりました。
お店を決心してからはチャレンジしていなければぶつからなかった壁に幾度となく直面し、無力な自分、情けない自分に何度も行き詰まりました。それは今でもよくあります(笑)。
あるのは情熱のみ、資金はマイナス200万円で技術もない、なにもないところからのスタートで、金融機関もどこも相手にしてくれませんでした。そんな中、諦めずにやり続けていると友人七人が出店資金を援助してくれました。建物も友人の会社が力をかしてくれ温かいお店をつくってくれました。また、料理のわからない僕は友人や、友人の紹介で出会ったお客様に満足してもらえる料理・サービスが提供できる能力のあるスタッフに巡り会えました。そして和食居酒屋【心心】が誕生したのです。
出店と同時に結婚も決め、何の保証も無い僕とわからないままで一緒に歩んでくれる妻がそばで支えてくれています。
僕はとても幸せな人生を生きています。
お店を出店するという事を通して、今まで生きてきた中で自分がつくってきた人間関係がハッキリし、応援してくれる仲間、共に歩んでくれる仲間がいる事に気付きました。
多くの人に援助をもらった僕は、温かさを感じています。
そしてその温かさを【心心】を通してみなさんにも伝えられたら幸せです。 |